カテゴリ:読書( 48 )

苦しみをなくすことこと/アルボムッレ スマナサーラ

生きることは苦である。
苦をなくすためには、process of elimination(消去する方法)だ。
得ると執着・束縛。
捨てると自由。
心の自由を得るためには捨てることだ。
つまり、幻覚を捨てることが苦をなくす方法なのである。
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by zrx1200sr | 2011-08-09 15:41 | 読書

怒らないこと/アルボムッレ スマナサーラ

ブッダはなぜ怒りを否定したのか。


怒ると心が不安定になり、やがて身体を壊すことになる。
だから怒りは自分に振りかざした斧なのだ。

怒りを収めるには、ヴィパッサナー瞑想法を使うことになるが、
その手法自体は簡単で誰にでもできる。
課題は、感情の起伏の激しい時に冷静に真摯に瞑想を行えるかということだろう。
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by zrx1200sr | 2011-08-05 06:43 | 読書

現代人のための瞑想法/アルボムッレ スマナサーラ

心の安定を求める人が増えているようだ。
理由は、自然災害の激化や放射能汚染の広域化、あるいは日本経済の危機などのマクロな要因が、
心の不安定要素となっているからだと思われる。


過去を振り返ることは心を苦しめ、将来を心配することは不安を高めることになる。
人間の心はそれら妄想が常に支配しており、妄想が人々を不幸な状態へと追いやっている。


瞑想は、妄想を取り除くために行う。


「心満ち足りた成功人生」まで達するのは容易ではなさそうだが、
一読後は、少なくとも日々の雑念からは解放され、その効果が実感できる書だった。
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by zrx1200sr | 2011-08-02 06:41 | 読書

スッタニパータ/中村 元訳

ブッダのことば・スッタニパータ


岩波文庫である。
このシリーズは、大学時代の苦労を思い出すのである。
文字が小さく読みずらく、内容が難解なものが多いなど、できることなら避けて通りたい文庫だったが、ゴータマシッタルダのお導きというものだろう。


じつは、原書を読んでみたくなったので探したところ、これに行き着いたということなのだ。
徐々に読解を進めているなかで、吾輩の生き様とリンクしている箇所を引用する。

林の中で、縛られていない鹿が食物を求めて欲するところに赴くように、聡明な人は独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め。(スッタニパータ39)

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by zrx1200sr | 2011-07-22 15:53 | 読書

心がスーッとなるブッダの言葉/アルボムッレ・スマナサーラ

ミャンマーやタイの上座仏教と、日本の大乗仏教の大きな違いは、信仰を勧めないのか、勧めるのかということ。
日本の仏教は、最澄や法然、親鸞そして日蓮など開祖様を信仰させる祖師信仰である。
一方、ブッダの教えは信仰などはいらない、「祈りなんて役に立たない」と、断固信仰を反対する立場である。


ブッダが脚光を浴びる背景には、現代の不確実さと、「拝む」ことが何の改善にもならず、真の幸せは心の安らぎであるということに気付き始めた人たちの理性の表れだと思われる。


「心の安らぎとは、心に悩み苦しみがなく、嫉妬、怒り、憎しみなどで心が病んでいない状態です。」
現代人は、みな精神を病まざるを得ないような過酷な時代に生きている。
本当の幸せとは何か、真の幸せを得るための方法は、人生に必要なものは何かをブッダは教えてくれる。


ブッダは宗教ではなく、自分の心の操縦方法を教えてくれる先生なのだということが分かった。
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by zrx1200sr | 2011-07-20 08:04 | 読書

趙訳 ブッダの言葉/小池龍之介

仏教には上座仏教と大乗仏教とがあり、日本に伝わったのは後者。
一方、スリランカやタイ、ラオス、そしてミャンマーなどには上座仏教が支持されている。


ブッダの教えを原始仏教としており、それが上座仏教として現代に受け継がれているのである。
原始仏教はPrimitive Buddhismとして欧米人の一部に熱心な信者がいるが、いままでこれらの欧米人を自分の中でうさんくさい変わり者と位置付けていたことがはばかられる。


ミャンマーを旅するに当たり、原始仏教に行き着いたわけであるが、昨年旅したタイやラオスで出会った人たちがとても良い表情をしていることに感動した。
それに対して日本人がいつも不機嫌な顔をしているはなぜだろう。
経済的には恵まれていない東南アジアに対して、日本は世界第2位乃至第3位のGDPを誇る経済大国である。
しかし、前述したように日本人の表情は暗いのはなぜか。


仮説だが、信仰の対象が上座仏教と大乗仏教の違い、あるいは、上座仏教に対し、我々日本人は根本的には無宗教(葬式仏教)という国民性が心の平安を阻害し、
幸福感を得ることを難しくしているのではなかろうか。


ブッタの教えのひとつに、金や物に執着しないというのがあるが、欲望は心を貧しくするようである。
この一節が物や金があふれている日本と、例えば世界最貧国のミャンマーやラオスの関係性を物語っているように思う。
すなわち上座仏教と大乗仏教。あるいは上座仏教と無宗教の違いの根源だとすることは飛躍しすぎだろうか。
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by zrx1200sr | 2011-07-19 17:27 | 読書

苦しまない練習/小池龍之介

不機嫌な心の静め方・・・・・・それは自分の心の内面を見張るということ・・・・・それはブッダに習うということ。


現在、超訳ブッダを読破中だが、考えない練習と苦しまない練習を事前に読んでいたおかげで、あんがいすんなりと入ってきている。
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by zrx1200sr | 2011-07-16 06:58 | 読書

考えない練習/小池龍之介

キミは考え過ぎだよと、言う奴に限ってじつはボーっとしていて全く信用できない。


と、明快な持論を展開してきた吾輩だが、結構ネガなことを考えていることが多いことに気づき、
ここにきて考えを改めてみることにした。
脳は、より刺激の強いことを追い求めるので、怒り、欲、迷いに関することを常に考えたがる傾向があるらしい。
その結果イライラや不安が芽生え、結果的に集中力を欠き疲労するというプロセスを繰り返すのだそうだ。


だから、煩悩であるこれら怒り、欲、迷いを考えないようにすればよい。つまり、雑念を払えば安らかな状態になれる。そのための練習をしようという内容。


動乱の時代である今こそ必要な書だと思った。
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by zrx1200sr | 2011-07-15 13:13 | 読書

ニーチェの言葉

震災・放射能と世紀末的な世の中を憂い、ブッダかニーチェかと迷った。
ところが偶然にも「超訳 ニーチェの言葉」という蔵書が我が家にあったので、
とりあえずニーチェ、ナウ。

英語でNow Nietzsche.
ニーチェの母国語のドイツ語ではjetzt Nietzsche.(発音できまへん)


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by zrx1200sr | 2011-07-05 15:49 | 読書

雨・赤毛/サマセット・モーム

南海モノを3部収録した雨・赤毛を読んだ。
翻訳本にありがちなあの違和感がほとんどなかったのは、訳者中野好夫の力量だろう。


なぜモームなのか。
今夏の旅先であるミャンマーのヤンゴンで宿泊するザ・ストラッドホテルは、サマセット・モームゆかりのホテルとしても有名だからである。
モームの名は知っていたがまだ一度も読んだことがなかったので、ストラッドの取りもつ縁ということ。
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by zrx1200sr | 2011-06-23 16:55 | 読書